11/24(水)、12/6(月)の両日、新宿駅周辺で行いました!ハイジア前でネットカフェを利用している方に向けたフードバンクも実施しながら、アウトリーチをしました。
「父親の暴力で家にいるのが嫌で東北から東京に。接客業で働いてネットカフェで宿泊。アレルギーがあるからワクチン打てるかわからない」という福島出身の20代の女性や、「夫のモラハラで家を出て、漫画喫茶、ネットカフェを転々としてます。シェルターはないかと思い、声かけました。話を聞いてもらえてよかったです」と、涙目で話す30代後半の女性がフードバンクを利用していきました。
フードバンクを遠巻きに見ていた40代の男性は、都内で働いているがコロナの影響もあり残業ができなくなり、残業代で何とか払っていた家賃が払えずに追い出されてしまったそうです。「昔あった年越し派遣村のような、年末ここに行けば安心という場所がほしい」「生活保護を受けるハードルは高い。身内に連絡が行く。連絡が行かなくてもそう簡単にお金を受け取るというのはできない」と話されていました。
45歳のネットカフェ利用者の男性は、建設関係の社員だったが3カ月前にやめることになり、日雇い労働をしながらホテル暮らしをしていましたが、ホテルより安いということで1カ月前からネットカフェに切り替えたと話されていました。いまは毎日ネットカフェで寝泊まりされているそうです。
他にも、9カ月前にコロナで家賃が払えずに新宿で寝泊まりするようになった30歳の方や、祖父母が生活保護を受けていた際の対応から行政を頼ることに抵抗があると話す方など、お話を伺いました。
2回の取り組みでフードバンクは35人ほどの方が利用し、食料やマスク、衛生用品、生理用品など届けることができました。第175回の際に配布したチラシを見て第176回に参加された方もたくさんいらっしゃいました。アウトリーチでは14人に物資を配布し9人からお話を聞くことができました。
次回は12/15(水)19時からハイジア前で実施予定。12/22(水)、1/12(水)にも実施する予定です。
街頭生活労働相談へのカンパのお願い
路上で生活されている方々への「差し入れ」(おにぎり、お茶、マスク)などのためのカンパにご協力をお願いします。
ゆうちょ銀行00150-2-265627
日本民主青年同盟東京都委員会
「街頭相談カンパ」と明記をお願いします。