新型コロナ禍、学生・青年の生活はかつてない困難に直面しています。
街頭やネットフォームで実態調査を行い、行政や議会に届けて支援策を求める要請行動を重視してきました。

ネットカフェ利用者への緊急聞き取り調査にもとづく要請行動(2020年4月)

緊急事態宣言に伴うネットカフェの休業がもたらす影響について緊急聞き取り調査を行い、その結果に基づく要請行動を行いました。

調査では、ネットカフェに毎日宿泊している方から「新コロナの影響で住む場所がなくなった」「事情があって実家に帰れない」という声があり、ネットカフェが閉鎖されたら「ホームレスになるしかない」という方もいました。

要請では上記の実態を伝えるとともに、①行き場のなくなる方に対して安心できる居場所を提供すること、②都が行う支援について情報提供を抜本的に強めること、③都が一時的に提供する住宅には感染防止、プライバシー確保、仕事環境確保などの必要な設備を整備すること、を求めました。

すでに都として実施を決めている支援についても情報提供を受け、さらなる支援についても「様子を見て今後検討する」との回答も得ました。

新型コロナ禍緊急要請行動(2020年9月)

厚生労働省と文部科学省へ①新型コロナ禍での学生支援、②感染拡大防止策、③雇用と生活への支援を求めました。山添拓参議院議員も同席しました。

都内の学生から「図書館を利用できず、貸出の遠隔利用にも郵送料の自己負担が重すぎる。せめてここに支援が欲しい」と伝えると、文科省からは「そのような事態は知らなかった」と回答がありました。

リアルな実情を可視化することが、行政支援につながります!
現在は、学生生活実態調査青年生活実態調査を行い、政策立案に取り組んでいます。
ぜひご協力ください!

「生活保護を受けたくない理由―可視化プロジェクト」(2021年3月)

52人の路上生活者から聞き取りした結果を記者会見で発表しました。
この結果をもとに、生活保護制度と運用の改善を求めて、東京都と都議会各会派への要請行動も行いました。

活動報告