4月25日(日)に開催した「インカレ春フェスタ」の午前中に行った「卒業生と語るテーマ別ワークショップ」では、学生時代に民青の活動をしていた方々をゲストに交流しました。
感想をご紹介します!
【ジェンダ―平等―性暴力のない社会を目指して】
米倉春奈さん(都議会議員)、青龍美和子さん(弁護士)
「最近大学の授業で調査しています。これまでは男女の経済面や古い価値観から生じる男尊女卑的な考え方などを中心に調べていましたが、今回性暴力や痴漢被害の現状を知り自分の想像以上に深刻な実態が存在することが分かったので、それらについても自分なりに深掘りしてみたいと思います」
「世界と比べて日本はジェンダー平等への対策が遅れていること、そして進まない背景には日本の政治問題も関係していることを知り心が痛くなりました。まだまだ学び始めの初心者で知らないことだらけなので情報収集して学んでいかなければならないと感じました」
【気候危機―大学でどう学ぶか】
佐川清隆さん(大学教員)
「再生可能エネルギーの可能性が大いにあるということは知らなかったので、とても勉強になった。今後はこれらの情報がもっと拡がることを願うし、一助が出来れば良いと思う」
「自由な意見を持ち、議論していくことが大切だと感じた。間違った意見やぶっ飛んだを持っているならば、専門家に聞いてみれば具体的な内容が聞ける、方向性を示してくれるということがわかり、とても有意義な時間になった」
【貧困と格差―自治体の現場から】
佐藤さん(地方公務員)、田川豊さん(日本共産党)、学生(街頭生活労働相談ボランティア)
「路上生活者へのアンケートで70%を越える人が生活保護を受けたくない、と回答したことを聞き、予想以上の数値に驚きました。また、『生活保護』というと金銭的な支援をイメージしていたのですが、『粗悪な施設に半ば強制的に入れられた』との声もあり、路上生活者に対する人権の尊重がないがしろにされているように感じました」
「現場で働く公務員の方にお話を伺うのは実は初めてで、現場の声を伺うことができてよかったです。行政の中でも葛藤があるからこそ、内閣や国会が役割を発揮して方針を固めていくことが大事だと思いました。一方で、そのためには現場の声を届けることが本当に大切で、民青や共産党の取り組みが輝くと考えました」